例によって更新にムラがあって申し訳ありません、これがデフォルトだと思って頂ければ少しは気が楽です。自己満足の書評ですから、読んでいただける方は気長にお願い致します。
と、言う事でついに夏です。8月になってしまっています。先日ゴルフに行ったら『大自然が凄い開放感!ただし熱中症のおまけ付き!』みたいな感じです。
さて、今日紹介するのは、以前に紹介した「伝説の勇者の伝説」の番外編「堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編」です。著者は鏡 貴也です。今の所2巻発売中。本書の作中は番外編の例に漏れず、短編集になっています。本書のメインである堕ちた黒い勇者の伝説辺も全頁中の半分ずつくらいの構成になっています。この話でもっと読みたい!と思ったのに肩透かし感はいなめません。
ですが、著者のこの作品の番外編は結構面白いです。ギャグパートよりもシリアスパート、しかも幼少編が好きですね。狂った世界の狂った大人たちの中で主人公であるライナ・リュート他のキャラクター達がどんな風に大人になったのか。残酷で、過酷な過去が綴られています。でもはやりキャラクター的な問題ですんなりと読めたりします。オススメ。
で、ようやく本編である堕ちた黒い勇者の伝説の話ですが、結局はシオン・アスタール王、英雄王の冒険譚。冒険ではないですね。本編で語られることの無かった彼の覇道の詳細が今後描かれていくようです。
正直誰が勇者なの?どれが黒い勇者なの?あの設定はどうなってるの?あれは何なの?な事がかなり複雑に入り乱れています。もちろん人間関係も、人間じゃない関係も。深い物語がどんどん進んでいっています。ファンタジー好きな方は是非一度読んでみてはいかがでしょうか?もちろん本書も、本編も。
購入から2ヶ月経ってようやく最近読めました。仕事も忙しいです、誰か助けてください。戯言シリーズをどっぷり読みすぎて感化されまくりです。誰か助けてください。
紹介作品 堕ちた黒い勇者の伝説 1 真伝勇伝・革命編
著者 鏡 貴也
イラスト とよた瑣織
出版レーベル 富士見ファンタジア文庫
TOTOのトイレ川柳応募キャンペーンを実施しているみたいで、つい応募してみたりしてみたり。考え始めて2分で飽きて3分で適当なのを応募したので、これが当選したら世の中の不条理を感じずにはいられません。
今日紹介するのは、以前も紹介した著者、西尾 維新の"戯言シリーズ"第3巻"クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子"です。最近彼のシリーズを順番に読んでいます。時代物のシリーズや色々出ているみたいです。
3作目という事で、お話の進み方も固まっていますので、安心して読めます。著者の特徴としては、まず読めない名前でしょうか。後は全体的に目新しい比喩表現と、戯言っぷり。面白い文章を読むと言うか、面白い文体、単語を見る事が出来るかと思います。
ストーリーは例によって、僕の一人称で進みます。戯言使いだけに一人称だと上記の様な感じになっていくのでしょうね。今回は人類最強の請負人からの依頼で、僕が女装して、とある女子高にとある生徒を助けに行くと言うストーリー。当然出てくるキャラクターは壊れてますし、今回は女子高だぜヤッホーイな僕の期待もしっかりと裏切られる形になります。
ライトノベルで青春喜劇ですがしっかりとミステリー要素も中核的に含みつつの、盛りだくさんな内容になっています。かといってストーリーが散らかっている訳でも無いので読みやすいかと思います。
段々と世界観が明らかになって、西尾 維新ワールドにも慣れて来る事の出来る巻だと思います。当然1作目から読んで貰いたいですが、この3作目、ストーリー的にはサイドストーリーですが、感覚としては結構大事な巻だと思います。全体通してゆっくり読んでみては如何でしょうか?ちなみにそのうち文庫化されるとは思うので、待ってみても良いかもしれません。
戯言ですね……。
紹介作品 クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子
著者 西尾 維新
イラスト take
出版レーベル 講談社ノベルス
先月は仕事が忙しく(言い訳)色々とバタバタしている中で、関東に出張する事がありました。その際にあれこれ本を読んだのですが、その中の一冊です。大宮のブックオフで中古で購入しました。スーツでラノベの新書を買うのはちょっとだけ抵抗が…。
今日紹介するのは零崎双識の人間試験です。著者は西尾維新。著者の戯言シリーズが今、西尾維新文庫として文庫化されていますが、その中にも出てくる零崎一賊(ぜろさきいちぞく)の一人の様です。シリーズ通して読んだ事が無いので色々と知識が抜けている部分があると思いながら読んだので、今後他の作品を読みながら補完して行けるかな?と思っています。
主人公はタイトルにもある様に零崎双識(ぜろさきそうしき)で、彼の目的を果たす為の一つの物語になっています。当初から目立つ彼の変態っぷりと、主要キャラクターである女の子がメインになっていきますが、なんと言うか前半と後半で主人公と女の子の変態っぷりが逆転して行った様にも思えます…。
奇抜で斬新なキャラクターが多い著者の作品の中では、割とまともなのかな?と思っていた女の子がああなる姿、姿と言うか過程は読んでいく中でどんどん引き込まれて行った気がします。謎が多く含まれた書き方が多いので、何かあるんじゃないか?この詳細はいつ出てくるんだろう?と言う好奇心から、読書ペースが上がっていく上手い作りになっていました。
ライトノベルはライトノベルな作品ですが、どこか純文学風な読ませ方をする事も出来る著者ですので、色々出ている作品からどれか一つ読んでみては如何でしょうか?
昔の映画でシザーマンと言う作品がありました。子供の頃の彼はそれは恐ろしく映ったトラウマなのでした。
紹介作品 零崎双識の人間試験
著者 西尾維新
イラスト take
出版レーベル 講談社ノベルス
そういえばこのBlogのタイトルの「本屋の子」ですが、正確には本屋の孫になるんですよね。高校に上がる頃まで個人経営の小さな本屋を実家が経営していました。そんな影響は今も続いているみたいです。
今日はまたラノベですが、「風の聖痕(スティグマ)」を紹介します。著者は山門敬弘です。著者は白血病で途中入院をしてしまい続刊出るか不安でしたが、現在では退院されています、一安心。イラストは納都花丸です。
内容としては、精霊や神や魔術師が存在する世界。そんな中で炎の術師の正当な家計で生まれた主人公の八神 和麻(やがみ かずま)がまったく炎の素質が無く、家を断絶されます。風術師として再生した和麻がある事情で実家に戻って来た事で、すべての歯車が回りだします。
やる気や気力が普段見られないが、いざとなったら強く、優しく、復讐に燃える男と、どうみてもツンデレ女子高生と、どうみても女の子なショタっ子のトリオが繰りなす物語に、世界観・ストーリー構成がマッチし、とても読みやすく、また移入しやすくなっています。巻によっては、重たい話、気の重くなる展開もあったりあしますが。
魔法や呪術。そんな世界観を純和風と言うと御幣がありますが、現代日本で描いた作品です。日常の学校生活のサイドストーリーや、街中探索など、身近に感じられる出来事も多分に含まれていて、特に同年代の方には楽しめるのではないでしょうか?自分は少し、歳が離れてしまいました(笑)
すべてを浄化する力、最強の力と言うのは、いつになっても男の子の憧れでは無いでしょうか?
アニメ化もされているみたいです。機会があれば見てみたいです。
紹介作品 風の聖痕(スティグマ)
著者 山門 敬弘
イラスト 納都花丸
レーベル 富士見ファンタジア文庫
長々と更新を滞らせてしまい申し訳ありません。色々と忙しい日々をすごしております。もういっそフラっとどこかに冒険したり消えてしまったりしてみたいです。
今日紹介するのは、またまた古いラノベですが、「フォーチュン・クエスト」になります。著者は深沢 美潮です。たぶんこの作品は自分が初めて読んだライトノベル作品になるのでは無いかと記憶しています。
物語はパステル・グロリア・キング を主人公に、所謂ロールプレイングゲームの様なレベルを上げながら冒険すると言った感じのファンタジー小説になっています。主人公は詩人兼マッパー(地図を書く人)なのですが、極度の方向音痴であったりと、抜けた面があったりします。これは他の仲間の冒険者にも言える事ですが…。
非常にレトロな感じの残るRPG風な世界観とストーリーです。王道なのかもしれませんが、主人公他キャラクターの弱さが目立ちます。苦戦してがんばっていくゲームの序盤の様な感覚で楽しめる作品だと思います。主人公は女の子でもちろん可愛さはあるのですが、今で言う萌えと言った感覚では無く、応援したくなるがんばる女の子の姿を描いています。
本作からスピンアウトともいえる作品も複数出ており、外伝という扱いにて出版されている物もあります。そちらはすべてこの「フォーチュンクエスト」の世界の100年前のお話になっています。そちらも同時にか読了後に読んで頂ければ共通点や、認識事項がシンクロしますので楽しめると思います。
自分も社員カードが突然光ってファンファーレが鳴って昇進とかして行ければ面白いかもしれないですねw
紹介作品 フォーチュン・クエスト
著者 深沢 美潮
イラスト 迎夏生
出版社 角川書店、メディアワークス、ポプラ社
レーベル 角川スニーカー文庫、電撃文庫、
角川mini文庫、ポプラポケット文庫